不動産を購入しようと思った時、わからないことばかりだと思います。一生に一度の大きな買い物ですので、きちんと調べてからじっくり検討したいものですね。ここでは、おおまかに不動産基礎知識をご説明致します。
不動産を購入するには、多額の資金が必要になります。
購入する前に、資金の総額を把握しておき、準備をしておきましょう。
不動産購入の際にかかる主な費用には、物件価格と諸費用が必要となります。
これを、自己資金と住宅ローンで賄わなければなりません。
購入後も、引っ越し費用や家財道具代、リフォーム代金なども加味しなければなりません。
購入資金が決まったら、次は希望の地域や予算内で物件を探します。
不動産屋さんに条件を伝えて探してもらうのもいいですし、自分で新聞や雑誌などで情報収集するといいでしょう。
いい物件が決まったら、不動産会社に物件を見学させてもらいます。
物件の内容はもちろんのこと、周辺の環境や騒音、交通機関などをチェックしましょう。
震災以降は、物件の免震構造や耐震構造に注目する人も増えているようですので、その辺も合わせて確認してみましょう。
欲しい物件が見つかったら、次は売買契約入ります。
まず、不動産購入申込書を提出し、購入意思を伝えます。
住宅ローンの審査が入り、無事に審査が通ったら契約の流れとなります。
不動産会社が物件の調査をしますので、契約の時の重要事項説明はきちんと聞き、不明な点がないように確認しましょう。
契約が成立したら、支払いの義務が生じますので、ローン返済をしていくことになります。
契約が成立し、残代金を支払ったら、物件の引き渡しになります。
鍵や規約などを受取り、晴れて自分の家となります。
引渡し後は、税金や管理費などの日割り清算が発生します。
引渡し当日から、これらの費用は自分の負担となります。
仲介をとおしている場合は、仲介手数料を支払います。
引っ越しを済ませたら終了ではなく、住宅ローン控除の申請を行わなければなりません。
入居の翌年の確定申告となりますので、該当する場合はきちんと申告しておきましょう。